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2020年2月26日 (水)

関東にミャンマー式パゴダの建立予定

パゴダとは仏塔のことで、サンスクリット語ではストゥーパとも言います。それを漢字で表したのが「卒塔婆」です。もともと仏舎利を収めた塚が始まりだそうですが、日本で言うと五重塔などの搭にあたります。お寺とセットになっているもの、あるいは単独に建てられているものがあり信仰の対象になっています。

現在二か所においてミャンマー式パゴダの建立が計画されています。
一つはMCWA(ミャンマー文化福祉協会)が埼玉県和光市のお寺予定地に建設計画中のもの。
もう一つは上座仏教修道会が茨城県鉾田市に建設中のものです。

 

①MCWA
昨年和光市に土地を購入し、そこに精舎を建設する予定だそうです。MCWAのオバサ・セヤドーによりますと、ミャンマー人はパゴダが好きなので、まずパゴダ(ミャンマーではパヤーという)を先に作りたいとのことです。
そのイメージはできているとのことで、その写真を送っていただきました。
これから具体的な設計図を作り、現実化していくそうです。
お布施を集める際には連絡いたします。

 

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和光市パゴダのイメージ

 

②上座仏教修道会
茨城県鉾田市にある上座仏教修道会では、シーマー(戒壇)を建て直すとともにその上部にパゴダを建立する予定だそうです。その経緯と意義を聞いてみました。

 

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マハシ瞑想センターのパゴダが修道会パゴダのモデル


「シーマー(sīmā)」は日本語では「戒壇」(授具足戒の場)と訳されています。比丘サンガが戒律の確認を行う特別な場所のことです。このシーマーでは比丘出家儀式、新月・満月の布薩日〈ウポサタの日)に戒清浄になるための戒律の儀式、「カティナ・シーワラ」という特別な衣の儀式など、戒律に関する儀式が行われる、無くてはならない神聖な場所です。この聖なる特別な場所であるシーマー (戒壇)は条件が揃わなければ存在することが出来ません。まず比丘サンガが集まり、比丘サンガによってシーマーの土地の場所、位置、領域が決められます。そしてカンマワーチャー(羯磨儀軌)と言う特別なお経を唱えることにより完全なシーマー(戒壇)として認められます。淨心庵のシーマーは1996年7月28日(日)、ミャンマーの高僧バッダンタ・ウ・ケサラ大長老と上座仏教修道会のニャーヌッタラ大長老を含む8人の比丘サンガによって、淨心庵精舎から少し離れた場所に建築され、認定されました。

「仏塔」とは、仏舎利(お釈迦さまの遺骨)や、お釈迦さまに関係があるものを納める大切な場所です。シェーダゴンパゴダはお釈迦さまご在世の時に遡る歴史的な仏塔です。お釈迦さまが覚りを開かれてから間もなく、ミャンマーから来た商人の兄弟がお釈迦さまに出会い、お釈迦さまとお釈迦さまの説かれた法に帰依、礼拝して、布施しました。お釈迦さまはご自身の髪の毛の一部を切ってこの兄弟に渡されました。兄弟はお釈迦さまから頂いた八つの髪の毛の束をミャンマーに持ち帰り、その一部はシェーダゴンパゴダに奉納されたと伝えられています。仏塔は仏教徒がお釈迦さまの徳と恩を感じ、尊敬・合掌して礼拝する大切な場所です。特にシェーダゴンパゴダは世界中の仏教徒が訪れ、参拝する神聖な仏塔です。

上座仏教修道会淨心庵精舎のシーマー(戒壇)は2011年の大震災により付帯設備が被災し、倒壊の恐れもある危険な状態となっていました。そのため、淨心庵に近い敷地に新たな場所をシーマー(戒壇)として認定し、その場所にシーマー(戒壇)の建物とシェーダゴン形仏塔を建立することになりました。

 

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完成予想図

下記の2通りの方法でお布施を募るそうです。

 

①クラウドファンディング(3月1日公開予定)
https://readyfor.jp/projects/jpagoda
②通常の振り込み
http://jyouzabukkyo.jp/sima/ofuse/

 

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仏搭のモデルになったシェーダゴンパゴダ

 

 

 

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